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人造石研ぎ出し仕上げ(人研ぎ)とは?特徴・施工方法・対応箇所を解説

人造石研ぎ出し仕上げ(人研ぎ)とは?特徴・施工方法・対応箇所を解説

人造石研ぎ出し仕上げは、店舗や商業施設、住宅などで、石材のような質感やオリジナルの意匠を表現したい場合に用いられる左官仕上げです。

床だけでなく、壁や天井、カウンター、テーブルなどにも施工でき、使用する種石や顔料、研磨方法によって、空間に合わせた表情をつくれます。

この記事では、人造石研ぎ出し仕上げの特徴や施工方法、対応できる箇所、デザインの違いについて解説します。

人造石研ぎ出し仕上げ(人研ぎ)

人造石研ぎ出し仕上げとは、着色したセメント系のペーストに、大理石や花こう岩などを砕いた種石を混ぜ、硬化後に表面を研磨して仕上げる工法です。

研磨によって種石を表面に見せながら、石材のような滑らかさや光沢をつくります。色や種石の組み合わせによって仕上がりが変わるため、空間のデザインや用途に合わせた検討が必要です。

材料を塗り付けてから表面を研ぎ出すため、天然石とは異なる自由度の高い仕上げをつくれることが、人造石研ぎ出し仕上げの特徴です。

人造石研ぎ出し仕上げの材料と施工方法

人造石研ぎ出し仕上げは、使用する材料や種石、顔料、研磨方法によって、仕上がりの質感や色合い、耐久性が変わります。また、施工する場所によって求められる性能や適した下地処理も異なります。

研ぎ出し左官仕上げ材としては、海外製の「ビールストーン」が広く知られています。ビールストーンをはじめとする研ぎ出し材は、顔料や種石の組み合わせによって、石材のような質感や自由度の高い意匠を表現できることが特長です。

フロアエージェントでは、希望するデザインや施工箇所、下地の状態、予算などを確認したうえで、材料と施工方法をご提案しています。下地処理から左官施工、研磨仕上げまで一貫して対応し、完成時の見え方を踏まえて施工計画を組み立てます。

また、フロアエージェントでは、国産の研ぎ出し左官仕上げ材「エクストン」を独自に開発しています。

エクストンは、モルタルならではの上質な質感を活かしながら、ひび割れを抑制し、耐久性と意匠性を両立した仕上げ材です。施工箇所や空間のデザインに応じて、顔料や種石、仕上げ方を選定できます。

木や化粧板、各種ボード、コンクリートなど幅広い下地に施工でき、防水材と組み合わせることで、洗面台やキッチンなどの水回りにも対応します。国内生産のため品質や供給が安定し、ビールストーンなどの海外製左官材に代わるVE提案として検討しやすいことも特長です。

一般的な人造石研ぎ出し仕上げだけでなく、エクストンも選択肢に含め、意匠・性能・予算のバランスを考えたご提案を行っています。

人造石研ぎ出し仕上げを施工できる会社が見つからない、ビールストーンやエクストンなどの材料の違いが分からない、希望するデザインをどのように形にすればよいか分からない、予算や施工条件に合う工事会社を探しているといったお悩みがありましたら、フロアエージェントにご相談ください。

エクストンの特長や仕上がりのバリエーションについては、下記のカタログで詳しくご紹介しています。
関連記事:国産研ぎ出し左官仕上げ材「エクストン」カタログ

意匠性が高くオリジナリティの高い工法

セメント系のペーストや種石の色、種類、粒の大きさなどを組み合わせることで、オリジナリティのある意匠を表現できます。

種石の見え方は、材料の配合だけでなく、研磨機に取り付けるダイヤモンド工具の番手や研磨回数によっても変わります。研磨の深さを調整することで、石を大きく見せたり、細かな柄として見せたりできます。

同じ材料でも、研ぎ出し方によって種石の表情は変わるため、施工前のイメージ共有が仕上がりを左右します。

大理石のような仕上がりに

人造石研ぎ出し仕上げでは、メタル・レジン・パッドなどのダイヤモンド工具を、求める仕上がりに合わせて使い分けます。

工具を取り付けた研磨機で、粗い番手から細かな番手へと段階的に磨くことにより、表面の平滑さや光沢を調整します。

メタル工具は、主に表面を削り、種石を出したり凹凸を整えたりする工程に使用します。レジン工具は、メタル研磨後の表面をさらに滑らかに整えるためのものです。パッドは、平滑に仕上がった表面に光沢を与える工程などで使用します。

このように、天然の大理石をそのまま使用しなくても、種石や色、研磨方法を工夫することで、石材のような滑らかさと光沢を表現できます。

フロアエージェントでは、左官職人による材料の塗り付けや不陸調整と、研磨機による段階的な研ぎ出しを組み合わせ、平滑さや光沢を整えていきます。

床だけではない、天井・壁、各種家具にも対応可能な人造石研ぎ出し仕上げ

人造石研ぎ出し仕上げは、店舗や商業施設、住宅などの床に施工できます。種石や顔料の組み合わせ、研磨の深さによって、石の見え方や色合い、光沢を調整できるため、空間のコンセプトに合わせた床をつくることが可能です。広い床面を一体的に仕上げるほか、目地の入れ方や周囲の壁、家具との取り合いを考慮しながらデザインを検討します。

床は人が歩き、什器などが置かれる場所でもあるため、意匠だけでなく、用途や使用環境、下地の状態を確認したうえで、材料や仕上げ方を選定します。

着色したセメント系のペーストと種石を壁に塗り付け、定規や木鏝などを使用して表面の不陸を整えます。

材料の硬化状態を確認しながら、グラインダーや研磨機を使用して磨きに入ります。仕上がりのイメージに合わせ、メタル・レジン・パッドなどを使い分けながら、段階的に表面を仕上げていきます。

壁は、床とは施工姿勢や使用できる機械が異なるため、施工箇所の形状や下地の状態に合わせた判断が必要です。

各種家具・什器

カウンターやテーブルなどの家具・什器にも、人造石研ぎ出し仕上げを施工できます。

家具を組み立てる前に、それぞれのパーツへ材料を塗り付け、定規などを使って不陸を整えます。必要に応じて表面に種石を配置し、軽く押さえながら材料になじませます。

材料の硬化後、ダイヤモンド研磨機を使用し、メタル・レジン・パッドの順に磨いて仕上げます。形状や端部の納まりによって施工方法が変わるため、設計段階から仕上がりと施工条件を確認することが重要です。

デザイン性をさらに高めるカラーバリエーション

人造石研ぎ出し仕上げは、セメント系ペーストの色や種石の種類を変えることで、さまざまなカラーバリエーションを表現できます。

同じ色の材料でも、種石の大きさや配合、研磨する深さによって印象が異なります。そのため、お客様の仕上がりイメージをヒアリングし、使用する石や色の組み合わせを検討します。

色や種石のサンプルを確認しながら、空間のコンセプトや周囲の仕上げ材との調和を見て、組み合わせを決めていきます。

よくある質問

人造石研ぎ出し仕上げとは何ですか?

人造石研ぎ出し仕上げとは、セメント系の材料に種石を混ぜ、硬化後に表面を研磨して石の粒を見せる左官仕上げです。天然石のような質感や光沢を表現でき、種石や顔料、研磨方法によって仕上がりを調整できます。

人研ぎとテラゾーは同じものですか?

人研ぎは、人造石研ぎ出し仕上げを指す日本で使われる呼び方のひとつです。テラゾーも、種石を混ぜた材料を研磨して仕上げる工法として知られており、仕上げの考え方は近いものがあります。使用する材料や施工方法、仕上がりの表現は現場や製品によって異なります。

人造石研ぎ出し仕上げは床にも施工できますか?

人造石研ぎ出し仕上げは、店舗や商業施設、住宅などの床にも施工できます。床に施工する場合は、意匠性だけでなく、人が歩く場所としての使われ方、下地の状態、求める平滑さや光沢を確認したうえで、材料や仕上げ方法を検討します。

人造石研ぎ出し仕上げは壁やカウンターにも使えますか?

床だけでなく、壁、カウンター、テーブル、洗面台、造作什器などにも施工できます。ただし、施工する部位によって下地の状態や形状、使用できる工具、研磨方法が異なるため、設計段階から施工条件を確認することが重要です。

人造石研ぎ出し仕上げの色や柄は選べますか?

種石の種類、粒の大きさ、顔料の色、研磨の深さによって、色合いや柄の見え方を調整できます。同じ材料でも、種石の配合や研ぎ出し方によって印象が変わるため、仕上がりイメージに合わせてサンプルを確認しながら検討します。

人造石研ぎ出し仕上げと天然石の違いは何ですか?

天然石は石材そのものを切り出して使用するのに対し、人造石研ぎ出し仕上げは、セメント系の材料と種石を組み合わせて現場や部材に施工し、表面を研磨して仕上げます。色や種石の組み合わせを調整しやすく、空間に合わせた意匠をつくりやすい点が特徴です。

エクストンとは何ですか?

エクストンは、フロアエージェントが独自に開発した国産の研ぎ出し左官仕上げ材です。顔料や種石、研磨方法を組み合わせることで、床、壁、カウンター、什器などに合わせた意匠を表現できます。国内生産のため、品質や供給が安定しやすい点も特徴です。

人造石研ぎ出し仕上げを依頼する前に確認すべきことはありますか?

施工箇所、下地の状態、求める色や質感、光沢、使用環境、予算、工期を事前に確認しておくことが大切です。床、壁、家具、什器では施工条件が異なるため、希望する仕上がりだけでなく、施工後の使われ方まで含めて相談すると検討しやすくなります。

まとめ|人造石研ぎ出し仕上げをご検討の方へ

人造石研ぎ出し仕上げは、種石や顔料、研磨方法によって、空間に合わせた意匠をつくれる自由度の高い左官仕上げです。

その一方で、求める質感や光沢、施工箇所の形状、下地の状態によって、適した材料や施工工程は変わります。仕上がりだけでなく、耐久性や納まりまで考えたうえで、材料と工法を選ぶことが大切です。

フロアエージェントでは、現地確認や材料提案、下地処理、左官施工、研磨仕上げまで一貫して対応しています。一般的な人造石研ぎ出し仕上げに加え、自社開発の国産研ぎ出し左官仕上げ材「エクストン」も含め、意匠・性能・予算・現場条件に合わせてご提案します。

人造石研ぎ出し仕上げの色や質感、施工方法、費用についてお悩みの際は、お気軽にご相談ください。

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