塗料を剥がした後、コンクリート床面の歪みや不陸を研磨機によって除去し、平坦・平滑にした後に表面強化剤を浸透させてコンクリートの素地を保護する方法になります。

３種類の施工の中で一番安価でメンテナンスしやすく、長期に渡って使えるのが特長です。耐久性にも優れているのでフォークリフト操作時の衝撃などにも強く、高耐久の床としてもお使いいただけます。

塗料を剥がした後、高耐久レベリング材を使用して、レベルの精度を高め平坦平滑にすると同時に、40ニュートン以上の強度発現による衝撃や摩耗に強い床を構築する方法です。

今後、工場をリニューアルする際に知っておきたいこととして工場の自動化に伴うAGV（自動搬送車）や自動フォークリフトの導入が考えられます。それらは床のレベル精度および平坦かつ平滑性が求められており、メーカーにもよりますが３m以内±５㎜以下が必須とされています。

古い塗料を前面に剥がして下地の健全層を露出させた後、新たに塗り床を行います。

塗り床は厚膜型や薄膜型とがあり、ハードな使用を検討する場合は厚さ２mm以上の厚膜型硬質ウレタンなどによる塗床を施し、歩行や軽作業などの使用場所は１mm程度の薄膜塗装で行う場合があります。

床塗装および塗り床材は種類が豊富なので、費用の増減があります。床塗装および塗床工事をご検討の場合はフロアエージェントへお尋ねください。

「休日出勤で塗り直したのに、また剥がれた」
「塗ったところに段差があり、フォークリフトの操作時にブレーキがかかるので仕事に支障が出る」。

大規模工場などの塗料が剥がれたコンクリート床を現場担当者が上塗りすると、こんな事態に遭遇します。自分たちで修復すれば安価で済みそうですが、実はかえって高額になりがちです。

しっかり塗り直したつもりでもすぐに剥がれてしまう原因の多くが、油やホコリなどの不純物です。これらが床に付着したまま塗り直しても新しい塗料が下地に定着せず、すぐに剥がれてしまうのです。

工場床を長く安全に利用するには、剥がし作業はもちろんのこと適切な下地処理も必要となってきます。

大規模面積の工場では、床塗料の剥がし工事による業務停止は避けなければなりません。
継続的な稼働を維持しつつ、できるだけ短工期で工事を行うことが大切です。

現場の内容次第ですが、フロアエージェントは大型機械で100㎡～1,000㎡までの剥がし作業を1日から2日で行える施工供給能力を有しています。

また、工場の休日を利用した計画的なスケジュールで工事を行ったり、長期の休業日を取得できればその期間を使い、集中的に作業することも可能です。

大面積の工場を貸したいオーナー様にとって、課題とされるのが賃貸時のリニューアルです。
長年の使用で油にまみれていたり、シミやもらい錆が付着したコンクリート床では美観的に問題ですし、原状回復しようにも時間とコストがかかるのがネックです。
しかも近年は、借主様が求める使用ニーズとの合致が賃貸物件の高い付加価値となっています。

フロアエージェントは、床の状態や借主様の使用用途に応じて剥がし工事や下地処理、補修工事が可能です。塗り替えや研磨も行っているので、塗り直して元通りにするだけでなく、たとえば床の素地を生かし、美観を重視した工事の実績も多数ございます。
リニューアルをご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

大面積の工場は郊外に立地することが多いため、迅速にかけつけてくれる対応力も大切です。

弊社は東京都に本社のある施工業者で、東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城、栃木、群馬の関東を中心に施工を行っておりますが、
施工内容や面積によっては北海道から大阪、沖縄まで全国規模で施工を請け負っております。

エリアを問わず、床塗料はがしの業者をお探しでしたらまずはフロアエージェントにお問合せください。

実は、塗料が剥がれたコンクリート床を放置したままでいるととても危険なのをご存じですか？

劣化したコンクリート床は、放っておくと度重なる摩耗や衝撃で表面に亀裂が起こり、この亀裂から空気が入り込んで内部の鉄筋が錆びる「コンクリートの中性化」という状態になることがあります。

すると鉄筋の体積が膨張し、その周囲のコンクリートを押し出して破壊してしまいます。

これが「爆裂」と呼ばれる大変危険な現象です。だからこそ、劣化したコンクリート床は早急な修繕が必要です。