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アンティークモルタルとは?モールテックスの違いや採用するメリットなど徹底解説

「アンティークモルタルって実際どんな仕上がりになるの?」
「モールテックスとどう違うの?」

このような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

結論、アンティークモルタルはモールテックスに比べてコストを抑えながらも高級感ある質感を実現でき、住宅から店舗まで幅広い空間に活用できる仕上げ材です。

本記事では、アンティークモルタルの特徴やメリット、モールテックスとの違いなどを詳しく解説します。

なお、フロアエージェントはアンティークモルタルの仕入れから、施工まで一貫して対応可能ですので、ご興味がある方はぜひLINEからご相談ください。

アンティークモルタルとは?

アンティークモルタルとは、従来のモルタル仕上げに独自の工夫を加えることで、ヴィンテージ感や深みのある質感を表現できる内装・外装仕上げ材です。

近年はモールテックスと並び注目されており、空間デザインに高級感と個性を与えつつ、施工性やコストの面でも優れています。

ここからは、アンティークモルタルの特徴やモールテックスとの違いについて詳しく解説します。

アンティークモルタルの特徴

アンティークモルタルはこれまでモルタルの難点とされていた ・乾燥収縮によるひび割れ ・色ムラ ・防水性 ・防塵 ・養生期間 等を見直し、通常のモルタルより遥かに高い強靭性を実現しました。これにより美しい質感を継続的に維持することが可能となっております。

防水材を合わせて使うことにより、屋外やキッチン、バスルームに使用することも可能です。
さらに40ニュートン以上の高強度で全商品を揃え、あらゆる店舗の意匠にも合うモールテックスに全く引けを取らない高級感のある仕上げ材です。
厚さ1mmで塗布でき高級な空間演出が可能なためあらゆる用途で使用可能です。

モールテックスとアンティークモルタルの違い

モールテックスとアンティークモルタルは、いずれも高いデザイン性を誇る左官材ですが、それぞれに違いがあります。

モールテックスはベルギー発祥の仕上げ材で、非常にスタイリッシュな質感を持ちますが、価格が高騰していることや専門的な施工技術が必要である点が課題です。

一方、アンティークモルタルは国内で開発・普及しており、モールテックスに比べて価格を抑えやすく、施工性も高いため、より多くの現場で採用しやすい特徴を持ちます。

さらに、モールテックスはモダンで都会的な雰囲気を強く演出するのに対し、アンティークモルタルは経年を感じさせるような風合いが得意です。

クラシックやヴィンテージな空間づくりに適しています。

コスト面・デザイン性・施工難易度を総合的に考慮すると、アンティークモルタルはより幅広い層に向いた実用性の高い素材といえるでしょう。

アンティークモルタルのメリット

アンティークモルタルのメリットは、主に以下の通りです。

・高級感を保ちながらコスト削減できる
・ひび割れを抑えられる
・下地接着力が高くどこでも施工できる

詳しく解説します。

高級感を保ちながらコスト削減できる

一般的に、高級感のある仕上材はコストが高いというデメリットを抱えています。

モールテックスのような人気仕上げ材もその例外ではなく、資材価格や施工費用が年々上昇しています。

その点、アンティークモルタルは同等の高級感を演出しながらもコストを抑えられるのが大きなメリットです。

原材料の調達コストや国内施工のしやすさが価格を安定させており、モールテックスよりも費用対効果に優れています。

結果として、住宅リフォームや店舗デザインにおいて「デザイン性は妥協したくないが予算も抑えたい」というニーズに応えやすく、施工主と設計者の双方から選ばれる素材となっているのです。

ひび割れを抑えられる

従来のモルタルは乾燥や経年によってひび割れが発生しやすいという弱点がありました。

アンティークモルタルは、この課題を改良した素材であり、特殊な成分配合により収縮や膨張を抑え、ひび割れリスクを大幅に軽減しています。

ひび割れが少ないということは、美観を長く保てるだけでなく、メンテナンスコストを削減できる点でも大きなメリットです。

また、施工後すぐに生活や業務に使い始めても安心できる耐久性を持っているため、住宅や店舗の仕上げ材として信頼性が高いといえるでしょう。

下地接着力が高くどこでも施工できる

アンティークモルタルは、下地への接着力の高さも魅力です。

一般的なモルタルや仕上げ材では、施工可能な下地が限られることが多く、木材や金属、既存の壁材などには適さないケースも少なくありません。

アンティークモルタルは密着性が高いため、木・石・タイル・コンクリートなど幅広い素材に施工でき、内装・外装を問わず活用の幅が広がります。

この柔軟性により、リノベーションや部分補修にも適しており、既存の建物にもスムーズに取り入れることが可能です。

 

モールテックスは高い!?そしてこれからさらに値上がりする?

ここ数年、意匠性の高い仕上げ材として爆発的な人気を誇るモールテックス。
わずか2~3mmの厚さで塗られるモールテックスですが、コンクリートの5倍ほどの強度があると言われています。

店舗や個人宅の床や壁、キッチンカウンターなどの内装だけでなく、冷蔵庫、棚などあらゆる場所に施工できるのも魅力です。
モールテックスは材料費がモルタルなどに比べると高くなってしまうので、相場が10㎡程度で施工単価35,000円ほどになってしまうのがネックではありました。

それでもその意匠性の高さから根強い人気で、弊社でも多くの施工を請け負わせて頂きました。

ところが、昨今の社会情勢によりモールテックス製品の価格はここ数年で高騰の一途をたどっております。
今までの施工単価でお客様にご提供することは到底難しく、「内装はモールテックスにしたかったけれども予算上あきらめざるを得ない」というお客様がいらっしゃることも事実です。
価格が高騰しているのはモールテックスだけではなく、人気内装仕上げ材であるビールストーンも同様です。
どちらもベルギーのBAEL(ビール)社が製造・販売しており、商品価格を上げざるを得ない状況にも理解できます。
先行きが不透明な社会情勢で今後さらに製品価格が高騰することも考えられます。

そこで弊社が商材を仕入れる建材メーカーDXマテリアルさんは、内装仕上げを予算内で実現できるよう自社商品の開発に着手されました。
そうして1年ほどの歳月をかけて生まれたのが高性能意匠左官材「アンティークモルタル」なのです。

新しい仕上げ材アンティークモルタル

モルタルの無機質で美しい質感をより長く保てるように、美観および耐久性・強度に重点を置いた開発を行いアンティークモルタルは、これまでモールテックスやビールストーンを多く扱ってきた施工会社である弊社の目から見てもとてもハイクオリティです。

モールテックスの代わりにアンティークモルタルを使用した会議室のテーブル
アンティークモルタルを採用した会議室のテーブル

アンティークモルタルの強みは美観と耐久性・強靭性だけではなく、比較的安価に施工できる点です。これまでのモールテックスやビールストーンなどの人気内装仕上げ材はメーカーが海外のためどうしても製造・輸送原価が高くついてしまいます。 その点、アンティークモルタルは日本製です。

材料を仕入れる費用が下がるため想定する施工単価としては15000円程度とモールテックスやビールストーンの3〜4割程度減額した予算で施工することが可能です。
予算の都合上、施工をあきらめていたというお客様にもご提案できるので弊社では積極的にアンティークモルタルをご提案していく予定です。 もちろんモールテックス、ビールストーンも素晴らしい商材なので引き続き取り扱っていきます。

モールテックスの代わりにアンティークモルタルを使用した応接室
壁面にアンティークモルタルを採用した応接室

日本発の仕上げ材が、日本の内装をもっと多彩にする!

DXマテリアルさんの商品開発は『国内でも強靭かつ意匠性の高い内装仕上げ材が作れる』ことを証明する大いなる挑戦です。
海外の人気な内装仕上げ材を否定するつもりは全くありませんが、国内で人気となる内装仕上げ材を生み出すことが出来れば価格的に安定させやすく、お客様に提供し続けることが可能になるため、施工会社としてはとても歓迎です。

アンティークモルタルのように国内の様々な会社が独自の観点から新たな商品を生み出すという流れが活発になれば、内装仕上げのみならず建設業の活性化にも繋がると思います。
フロアエージェントはアンティークモルタルの仕入れから、施工まで一貫して対応可能です。
ご興味がおありの方にはご説明に上がりますので、お気軽にご連絡ください。