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コンクリート研磨工事を徹底解説

東京都を拠点にコンクリート工事を手がけているフロアエージェントです。

 

コンクリート工事における悩みの種の「ひび割れ」ですが、弊社はお客様にひび割れ防止のために様々なソリューションをご提案しています。

 

その一つがコンクリート研磨工事です。

 

未研磨の土間コンクリートよりも研磨済みの土間コンクリートは、3~6倍の強度を発揮します。表面の0.3mmを研磨するだけでも十分な効果を発揮します。そのため、メンテナンス費用を抑えることのできるので、費用対効果の高い工事として、コンクリート研磨工事は日本でも注目され始めています。

 

コンクリート研磨工事のメリットは、ひび割れ防止だけではありません。光沢感のある研磨済み土間コンクリートは、美観において圧倒的に優れています。そのため商業利用を目的とした土間コンクリート工事のお客様からもご好評をいただいています。

 

強度と美観。この2つの面で、コンクリート床の価値を高めることのできるコンクリート研磨工事ですが、ひとくちに「コンクリート研磨工事」と言っても、主に低光沢・中光沢・高光沢の三種が存在しています。

 

これらのコンクリート研磨工事の種類を今回は解説します。目的に応じたコンクリート研磨工事選びのヒントになれば幸いです。

 

光沢感の区別について

始めに、低光沢・中光沢・高光沢はどのように区別されているのかをご説明します。

 

低光沢

直立姿勢で10m以上先に反射像の識別・光沢が確認できる程度のものが「低光沢」と呼ばれています。倉庫や工場などの広い場所では光沢を確認することができますが、狭い場所では判別できない程度の光沢感です。

中光沢

直立姿勢で5m以上先に反射像の識別光沢が確認できる程度のものが「中光沢」と呼ばれています。屋外からの採光や光源の角度によっては、狭い場所でも反射像の識別や光沢が確認できることがあります。

高光沢

直立姿勢で5m以上先に反射像の識別・光沢が確認できる程度のものが「高光沢」と呼ばれています。床に置いたものの反射像が識別できるほどの光沢感です。まるで鏡のような輝きを放つのが特徴です。

湿式工法と乾式工法

 

コンクリート研磨工事には、研磨時に水を使用するかどうかの違いがあります。

 

水を使うものが湿式工法と呼ばれます。埃が立ちづらくなるので作業員の安全を確保できるのが最大の特徴です。作業性も高いため工期の短縮にも直結します。

 

水を使わないものが乾式工法です。水をまくことをできない現場においてはこちらの工法を採用します。

 

湿式工法のほうが優れているように思われるかもしれませんが、以前は湿式工法では研磨後の汚水処理が大変であまり採用されませんでしたが、最近になり、まいた水を固めてジェル化して簡単に処分できるようになったため今後は湿式工法がメインになると弊社では考えております。

 

コンクリート研磨工事の工程

 

コンクリート研磨工事はどのようなステップで行われているのかをご説明します。弊社はコンクリート研磨工事に関するすべてを自社で一貫して行っています。

 

1.強度検査

コンクリートの強度を調べることから着手します。強度に応じて、研磨に使用するダイアモンド工具の番手を選択する必要があるからです。

2.グライディング

研磨の前に表面の顕著な凹凸を削りとっていき、コンクリートの平滑性を改善します。この工程においてはメタルと呼ばれる工具を使用します。

3.ホーニング

レジンという工具を用います。低光沢に相当する光沢感が、この工程で得られます。

4.緻密化

緻密化剤という材料を用いて、コンクリートの表面をコーティングします。

5.ポリッシング

本格的な研磨を行う工程です。研磨に用いるダイアモンドの刃には様々な種類があり、それらを変更することで光沢感に違いが生まれます。またポリッシングの回数によっても光沢感が変化します。

6.保護剤

研磨したコンクリートの光沢感をさらに上げるための材料を、スプレーで塗布します。

7.メンテナンス

床の状態を最終調整していきます。この工程で、水洗いや清掃を行いますが、一見地味に見えるこの作業の丁寧さによって、光沢感を維持できる期間が左右されます。

コンクリート研磨工事・鏡面仕上げ

研磨工事の実施について:PASS工法

フロアエージェントではPASSと呼ばれる方法でコンクリート研磨工事を

行っています。下図のように、横から縦といった順番に研磨していきます。

 

PASSによって平坦・強固・緻密な研磨に仕上がります。すなわち、十分なPASSを経た土間コンクリートならば、摩耗と劣化に対する耐久性が高くなります。さらに、表面が緻密なので汚れ難くなるので維持管理がしやすくなります。つまり、PASSによって寿命の長い土間コンクリートが出来上がるのです。PASSを十分に行ったかどうかは、施工直後にはわかりにくいのですが、時間が経つにつれて、その差は歴然としています。

光沢感はどれを選択すればいいのか?

先ほど、低光沢・中光沢・高光沢の3種類をご説明しましたが、

光沢感が高いほど、強度も高くなります。

とはいえ、フォークリフトや車両が走る倉庫でも耐久性は低光沢でも十分です。

 

それ以上の、光沢をお選びいただく場合は、美観的な意味合いが強いです。

例えば、自動車販売店などのショールーム目的の場合には、「高光沢」がおすすめです。コンクリートの光沢感で車の見栄えも良くなるからです。例えば、銀座の自動車ショールームを見れば、高光沢のコンクリート研磨工事が施されていることが多いです。

 

コンクリート研磨工事の価格

 

研磨工事の価格は研磨回数=光沢感によって変わります。

光沢感が高まるほど料金は高くなります。弊社の研磨工事の料金イメージは下記になります。

低光沢……5,000円/㎡

中光沢……10,000円/㎡

高光沢……20,000円/㎡

1000平米以上の場合は応相談

上記はあくまでも目安です。現場の広さなどによっても、単価は変わってきますのでお気軽にお問い合わせください。

 

フロアエージェントは「最新」のコンクリート研磨工事を提供

コンクリート研磨工事は、これからのコンクリート工事では当然のように行われる工事になるだろうと弊社は確信しています。

 

しかしながら、日本のコンクリート研磨工事技術はまだまだ発展途上だと言わざるを得ません。そのため弊社は、研磨技術の先進国であるアメリカからコンクリート研磨工事のための機械を仕入れています。

 

さらに、弊社が力を入れている機械化施工(再振動締固め、ミニスクリード)とコンクリート研磨工事の相性は抜群です。他社には容易に真似できないほどの、美観と耐久性を実現しています。

 

コンクリートのひび割れにお悩みでしたら、フロアエージェントにご相談ください。コンクリート研磨工事などから適切なソリューションをご提案します。